迷っていること

こんにちは! 

「聴いて癒す」専門職、メンタルケアスペシャリスト 鈴木美保子です。


高齢者さんを中心に、お話を聴くことで心を癒す訪問サービスを立ち上げるにあたり、ずっと迷っていることがあります。

それは、主たる対象とさせていただく方々を、どのような言葉で表現するか?です。


高齢者・お年寄り・老人・シニア・シルバー・おじいちゃん・おばあちゃん  


私自身は、100%慈しみといたわり、そして親しみを込めた思いから、これらの言葉を使っていますが、どうやら当事者方は、世間でよく使われるこの言葉に、違和感や不快感を感じているようなのです。 


内閣府が2015年3月に発表した「平成26年度 高齢者(60歳以上)の日常生活に関する意識調査」や、博報堂DYメディアパートナーズ・メディア環境研究所が2013年に発表した70歳代の意識調査などが参考になります。


そこから見えてくるのは、当事者が自分自身を「高齢者」だと感じ始めるのは75歳からがもっとも多く、そもそも年齢で線引きされカテゴライズされることは一般的に好まない。


それでも比較的受け容れやすい属性の呼び名はシニア、続いてシルバーだそうです。


お力になりたくて始めるサービスなのに、不快感や反発を感じさせてしまうのでは、お話になりませんね!


というわけで、ブログのタイトル・文章中の用語・サービスの名称まで・・・近々見直そうと思います。

 注*その後、タイトルの「お年寄り専門」をあらため、「ご高齢者を中心に」に変更いたしました。

まごころの対話によるメンタルケア

ご高齢の方を中心に、おひとりおひとり対面で面談。懐かしい話・寂しさや不安・怒りや悲しみ…お気持ちのすべて受け容れます。

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