他人事じゃない、「孤独」というやっかいなもの

2020年、日本人の平均寿命は、男性81.64歳・女性87.74歳。


また、日本を含む先進国では、2007年生まれの約半数が107歳まで生きる見込みと言われ、「人生100年時代」は、すぐそこまで近づいてきています。


日本の全世帯に占める65歳以上の者がいる世帯の割合は約5割を占め、65歳以上の一人世帯の割合は、22%程度。

また、65歳以上人口に占める一人世帯の割合は男性15.5%、女性22.4%、いずれの数値も年々増加しています。 


 一人暮らしの高齢者の方が必ずしも孤独を感じているとは限りませんが、一方で、家族と同居している高齢者であっても、 「誰も話しかけてくれない」 「最後まで話を聞いてくれない」 など、寂しい思いをしている場合も多いのが実状。


現役世代は、とかく時間に追われていますもの。

思考、聞き取り、話すテンポなど、すべてがゆっくりになってくるお年寄りと、充分に時間をとって会話をすることが困難なことも理解できます。

現に私自身、母との会話においてそのような経験をしてきましたから。


孤独とは、実にやっかいな感情です。 

ある調査によれば、孤独という感情は、アルツハイマー型認知症や不眠症、ガン細胞の増殖などを誘発しうるとも言われ、侮れません。 


もっとも、胸のうちにある寂しいという気持ちを吐き出す場所があれば、孤独感は大いに減少することもわかっています。 


あなた自身が孤独によって壊れてしまわないうちに。 

大切なご家族が孤独によって壊れてしまわないうちに。 


お話を聴かせてください。 

寂しいお気持ちにそっと寄り添い、力強く支えますから。

まごころの対話によるメンタルケア

ご高齢の方を中心に、おひとりおひとり対面で面談。懐かしい話・寂しさや不安・怒りや悲しみ…お気持ちのすべて受け容れます。

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